【ELSEIF】私がネットワーク系フリーエンジニアになった理由

構築から運用管理まで。ネットワークエンジニアの仕事内容

【ELSEIF】私がネットワーク系フリーエンジニアになった理由

ネットワークエンジニアの仕事内容

ビジネスや政治、社交の場において、その文化的背景も言語も要求も異なる人と人とを繋ぐというとき、高いコミュニケーション能力が必要です。スムーズな場合には気づかなくても、ぎくしゃくすると途端に痛感させられるものです。そしてそれはインターネットが普及した現代のネットワーク環境においても同様です。

ネットワークエンジニアに必要な知識

ネットワークエンジニアの守備範囲は、この近年においても変化しています。社会のIT化黎明期には、大きくWAN系とLAN系に分かれていました。WANは電話網やパケット交換網といった、物理的に広範な空間におけるネットワークを扱うためにITUなどを利用していますし、一方のLANはコンピュータを構内で接続するためにIEEEなどを利用しています。その上現在ではインターネット環境が整備されて広く普及しているため、IETFなどを中心に業界標準を形作っているメールサーバや、DNSあるいはWWWサーバなどに関する知識も必要です。

コンピュータエンジニアとの違い

ネットワークエンジニアは、システム障害が発生した場合に、真っ先に何が悪いのかを発見する役目を任されます。これはシステム構築が個々においては問題が無くても、実際にそれを繋ぐネットワーク環境に問題がある場合が多いからです。従ってネットワークエンジニアは発生した障害から演繹して、どこでどのようにして問題を起こしているのかを探り出さなければなりません。その際には「繋ぐ」知識及びその内と外双方の知識と共に、論理的にそれらを活用する能力が求められるのです。そしてコンピュータエンジニアがByte単位で物を考えるのに対して、ネットワークエンジニアはbit単位で考えなければなりません。また障害があれば端的にエラーが表示されるといったコンピュータ系の場合には、問題の所在が比較的限られた範囲に絞られるため、対処療法で済むことが少なくありません。それに対してネットワーク障害に関しては、多次元に渡って原因を考えられるような漠然としたエラーであるため、ややもすれば問題の特定と解決に時間が掛かるのです。

ネットワークエンジニアの仕事

ネットワークエンジニアの仕事の内容も上流工程と下流工程に分かれます。まずはクライアントの要望を聞き取って、最適なネットワーク構築を提案します。ネットワークには使用する機器が種々あるため、それらの組み合わせによって予算と期待される性能に見合うものに仕上げなければなりません。基本設計から詳細設計に落とし込んだ後は、スケジュールに則って実際にネットワーク構築に着手します。出来上がるまでに数か月を要するような大規模なプロジェクトもありますが、テストをして不具合が無いことを確認の上でクライアントに納品し、以後はクライアントが運用する中で保守管理をサポートします。

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